上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
<検査日> <費用の目安> |
胃カメラは今や上部消化管の症状を訴えられる場合、まず最初に行う検査と位置付けられています。以前は先に胃透視をするといった考えもありましたが、胃カメラの方が小さな病変でも発見することができ、さらに胃透視で異常があれば結局胃カメラをしなければ確定診断ができないため、最初から胃カメラを行うことが多くなっています。また症状がなくて胃カメラを検診として行っても何ら問題はありません。
当院では開院当初よりオリンパス社製EVIS LUCERAシリーズの細径の内視鏡を導入し、高い精度で苦痛の少ない検査を提供できるように努めてまいりました。さらに平成19年4月からは経鼻内視鏡も導入しました。経鼻内視鏡を受けた人のアンケート調査によると約95%の人が従来の経口内視鏡より楽と回答しており、苦痛の程度も約3分の1に軽減するという結果でした。さらにただ楽なだけではなく、機器の発達により経鼻内視鏡だからといって検査の精度が落ちることはありません。もちろん「今まで口からして何ともないから鼻からはちょっと・・・」という方や「やっぱり鎮静剤を使わないと絶対無理」という方には今まで通りの方法で行います。このように当院では患者様に合った検査方法を選んでいただけます。いくら精度が高くても検査を受けてもらわなければ何にもなりませんし、いくら苦痛が少なくても精度が低ければ検査の意味がありません。
また、令和3年10月から門真市民の方を対象に内視鏡による胃がん検診が始まりました。受けるには多少の条件はありますが、保険診療に比べ費用の面で安価になっています。検査の内容は通常の内視鏡検査と同じであり、当院でも受けることができます。
初めて胃カメラを受けようと思っているけど怖いという方、前に受けたけど苦しかったという方は是非一度相談にいらしてください。
下部消化管内視鏡検査(大腸ファイバー)
<検査日> <費用の目安> |
大腸ファイバーは下部消化管の症状がある場合にも行いますが、最も多いのは大腸癌検診の便潜血検査で陽性反応がでて受けるケースだと思います。便潜血検査が陽性になった場合、精密検査としては大腸ファイバーが第一選択となります。注腸検査は何らかの理由で大腸ファイバーができない或は大腸ファイバーで全大腸を観察できなかった場合に行うことになっています。さらに大腸ファイバーならポリープがあればその場で切除も可能です。当院でも小さなポリープであればその場で切除し、終了後は自宅へ帰っていただけます。(日帰り手術)